2008.6.28(土)〜7.5(土) 8日間 ツアーにふたりで参加
(旅行時およそ1ユーロ173円)
第2日目 6月29日(日) ミラノ-ヴェローナ-ヴェネツィア 晴れ
スフォルチェスコ城-ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア-ドォモ〜
ジュリエットの家-アレーナ(外観)


お城の前には噴水が
*イタリアの朝食
 ツアーの朝食はコンチネンタル様式。パンと飲み物と所によってはハムやチーズが付く。とは言っても結構曖昧な場合もあり、今までオムレツを作ってもらったり、暖かいおかずがある場合もあった。
 しかし今回は純然たるコンチネンタル様式で、パンがべらぼうにまずい…。シリアルもあったので、この後ほとんどシリアルとオレンジジュースとコーヒーになったが、このミラノのホテルだけハムとチーズとゆで卵があった。
 パンのまずさにショックを受けつつ、腹ごしらえをして観光へ出発。

*スフォルチェスコ城
 ここでガイドのおじいさんと通訳さんが合流。イタリアはガイドがいないと観光案内をしてはいけないそうだが、ガイドはほとんど付いているだけで実際に解説してくれるのは日本人の通訳さんだ。そして街ごとに変わる。

 スフォルチェスコ城の正面の門は復元したものだが、当時の形がわからなかったので想像で造ったそうだ。…なんともおおらかなことである。
 そしてスフォルチェスコ家の紋章はヘビと十字。現在はアルファロメオのエンブレムとなっている。敷地内では時々美術展などもやるそうで、このときもこのエンブレムが付いたきらびやかな建物があった。
 お城のまわりにはお堀もある。当時のミラノは運河の街だったそうで、ヴェネツィアまで舟で花嫁を迎えにいったそうだ。

*ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
アジアをモチーフにした壁画がおもしろい
 バスで移動してスカラ座広場へ。ここがちょうどガッレリアの出口になっているようで、ここを抜ければドォモの広場へと出る。
 壁に施された彫刻や床のモザイクが綺麗。排水溝の蓋もかわいいのだが、吸殻がたくさん詰まっていた。なんか複雑。
 そして中央部分が素敵なアーケードだ。十字路の建物には4つの大陸を表すフレスコ画が描かれており、アイアンとガラスの天井がなんとも味がある。かつてロンドン博覧会でお目見えしたクリスタル・パレスはこんなガラス張りだったのだろうか。
 そしてこの付近には踵を付けてまわると幸せになるというモザイクがある。たくさんの人がぐりぐりとしたおかげで丸く穴があいていた。

*ドォモ
 ドォモ内部は個人で見学。添乗員さんからも注意があったが、この前の広場には法外な値段をふっかけるミサンガ売りとハトの餌売りがうろうろしている。
 ドォモは外側も中も荘厳で圧倒される。日曜日でミサが執り行われていたので奥までは行けなかったが、静かでひんやりとした雰囲気が心地よかった。
 そして内部見学を含め1時間のフリータイムである。はっきり言って短い。
 大急ぎでドォモを出ると、ガッレリアに戻りまた天井と壁画と床のモザイクを眺める。そして時間ギリギリなのを承知でドォモの屋上へと続くエレベーターの列へ並ぶ。
 途中しっかり最初のジェラートもいただいた。私はリモーネ(レモン)の甘酸っぱい、さっぱりとしたものを。まっちはティラミス味をチョイス。このティラミス味が濃厚でとてもおいしい。まっち曰くここで食べたジェラートが一番おいしかったそうだ。
 屋上の装飾はこれまた迫力があり見ごたえがあった。料金は7ユーロと結構するが、行ってよかった。因みに階段でも上れるが料金はたいして変らない。

*昼食…そして移動
 お昼はミラノ風リゾットとカツレツ。リゾットはサフランで色づけされて鮮やか。カツレツは薄いので食べやすい、が大きすぎて完食できず。
 ハウスワインの赤をデカンタでたのんでみたが、さっぱりと軽い口当たりでおいしかった。何よりツアーのレストランだというのに2.5ユーロと安い。
 そして慌しくミラノを後にしたのだった。
 途中サービスエリアでトイレ休憩。便座がないのにチップが必要。なんか解せない。
 コンビニのようなエリアと軽食がいただけるコーナーがあるのが一般的なようだった。

ジェラートおいし〜い
*ヴェローナへ
 16時過ぎにヴェローナに到着。ロミオとジュリエットで有名なこの街は正直たいして期待していなかったが、こじんまりとしていて歩きやすそうな街だ。
 大きな川が流れているし、ローマの遺跡もあるらしい。最も弾丸ツアーではそんなのんびりとはできず、まずはロミオの家へ。ここは現在でも人が住んでいるので外観…というか門だけ見学。脇には記念碑?みたいなものがあった。
 行政施設があるシニョーリ広場を通りにぎわうエルベ広場へ。そしてジュリエットの家へと歩いていく。
 ジュリエットの家の石門には恋愛成就のおまじないらしく、たくさんの言語と色でなんだか書き込まれていて何だか薄汚い。
 そして中にはにはジュリエットの像が。右胸を触ると幸せになれるそうで、かわるがわる撫で回されていた。どうでもいいが、イタリアは「〜すると幸せになれる」というものが多い気がする。
 そうしてアレーナの前へ到着。本当に街中を散策するだけで中身はどこも見学しないのだが、このアレーナも外観のみ。
 近くのカフェのテラスにはアンモナイトが埋まった床などもあっておもしろい。ここでトイレ休憩を兼ねたフリータイムが少しだけあり、ガイドさんおススメのジェラート屋へみんなで押しかける。
 日が傾いてきたとはいえまだまだ暑い。本日2つめのジェラートを味わったのであった。

*夕食はヴェネツィアで
 本日の夕食はズッキーニのリングイネに白身魚のフライ。これが結構おいしい。ズッキーニのリングイネはホワイトソースで、大きな鍋からお店のおっちゃんが取り分けてくれる。量が多いのはわかっているので、同じテーブルのお嬢さんに「少しでいいから」と頼んでもらったがしっかり一人前はある。じゃあ言わなかったらどんな量になるのかと見渡してみると、お皿にてんこ盛りだった。うーん、すごい。
 そして私はこのおっちゃんにいたく気に入られ、熱い視線やらくどき文句やらをいただいてしまう。何故か私はどこに行ってもおっちゃんに人気がある。イタリアのマンマみたいにどっしりとしているのがいいのだろうか…。
 白身魚のフライには「ポレンタ」という、トウモロコシをマッシュしたような付け合わせが。淡白なフライにこのポレンタをのっけて食べると不思議な食感と味でおいしい。
 そしてワインはみんなで添乗員さんおススメの白ワインを。「ソワベ」というのだが、これが銘柄なのかブランドなのか葡萄の品種なのかはよくわからず。すっきりとした味わいでおいしい。暑い一日の終わりにとビールも飲んでしまったが、ワインのほうは同じテーブルの旦那さんがおごってくださった。ごちそうさまでした!

*3つ星ホテル
 本日はヴェネツィア本島ではなく、向かいのメストレ地区にあるホテル。この旅唯一バスタブのない部屋だ。それはパンフレットにも書いてあったし、友人からも話を聞いていたので別にいい。部屋も充分な広さだし、清潔で家具も可愛らしい。個人で泊まるには充分なホテルだ。が、日本からの添乗員付きツアーでこんなホテルが入るのか!と驚くほどこじんまりしていているし、薄暗いし、スーツケースを運んでくれるのも「自分でやります!」といってしまいたくなるようなおっさんだし、部屋の鍵は内側からルームキーを差しこんでかけるというレトロなホテルである。
 初めての海外旅行、ロマンチックなイタリアを思い描いて来たらちょっとショックかもしれない。
けれど四苦八苦しながら鍵をかける練習をするうちにおもしろくなってきて、まっちとふたり大笑いしていたのだった。
天使がモチーフで、クローゼットの鍵もレトロで可愛らしい