〜はじめての海外旅行・回顧録〜

1997.3.29(土)〜4.5(土) 8日間 ふたり旅
空港までの送迎・半日観光付き半ツアー
※当時の記録を元に2008年作成
 初めての海外旅行はイギリスのロンドン。
 すでにそれから10年以上の歳月が経ち、情報としてはほとんど役に立たないだろう。
 でもまあいいか、同行の友人が探し出したメモもあることだし、私の懐かしい手帳も開き思い出してみるとしよう。

*3月29日(土) 成田〜ロンドン

 午前9時。私たちは成田空港にいた。
 旅の相棒・てとサンゴウは2回目だそうだが私は初めての海外旅行が始まるのである。

 当時、従姉が旅行代理店に勤めていた。初めての海外旅行で何をどうしたらいいかよくわからない。これ幸いとばかりに従姉にツアーの選択からOPの手配を頼み、情報収集のために観光局へも連れて行ってもらう。
 そのツアーは往復の航空券・ホテルまでの送迎・滞在ホテル・半日観光が付いているというもの。その他にバース・ストーンヘンジへの1日観光とミュージカルチケットを手配してもらったのだ。
 従姉の勧めにより選んだヴァージンアトランティック航空は快適だった。個人モニターはあるし、ゲームも出来るし、機内食の他にアイスやおにぎりなども供される。
 すっかりくつろいでいるうちに窓の外にはおもちゃのような街並みと銀色の蛇。最初なんだかわからず、高度が下がるにつれテムズ川なのだとわかる。なんと大きい川なのだろう…。そんな感慨にふけりながらいよいよロンドンへ降り立つのだった。

*3月30日(日) 市内観光と大英博物館

 てとメモによると今日からサマータイム。このサマータイムというのも不思議だ。今日から1時間増えるという感覚がよくわからない。とりあえず言われるまま時計を進める。

 この日の午前中はツアーに付いている市内観光である。ツアーの集合場所までは地下鉄で2〜3駅程度だったと思う。前日の協議の結果、散歩がてら歩いて行ってみようと早起きし、朝食もそこそこにホテルを出発。
 街並みや歩道に植えてある小さな桜の花を眺め、道に迷いながら集合場所に着いたのは時間ぎりぎり。出かけにホテルのロビーで会ったツアーの方々には「あんな早く出たのに…」と心配させてしまったようだ。申し訳ないことをした。

 ツアーはまずテムズのほとりへ。なんとも大きな川で感動していしまう。隅田川や荒川など比べられないほど川幅が広い。これは上空からその存在がはっきりとわかるはずだ。
 対岸にはビックベン。ビックベンで真っ先に思い出したのはTMネットワークの「CAROL」である。ロンドンはいろんな物語の舞台になっているので、頭の中が忙しい。
 その後ウエストミンター寺院を遠くから眺め、衛兵交代を見にバッキンガム宮殿へ。しかし人が多くてよくわからない。特に思いいれもないので適当に眺めてツアーは終了。
 ツアーが解散したのは「いぎりす屋」の前(今はもうないらしい)。ここは日本語が通じるが、買い物より奥にある電話へと向かう。この店には受話器をとれば日本語のオペレーターにつながり、コレクトコールで日本へ電話がかけられるのだ。
 とりあえず無事に着いたことを親に報告する。因みに海外旅行中に家へ電話をかけたのは後にも先にもこの時だけである。
 そのまま併設の食事処で昼食。小心者なので外で食べる勇気がなかっただけなのだが、おにぎりとお味噌汁で10ポンド近くもかかったのだった…。

 午後は大英博物館へ。まず向かいのお店で日本語ガイドツアーを申し込む。
 建物の前にはたくさんの観光客。知らなかったのだがこの時はイースターホリデーで、博物館は午後からしい。
 人ごみを掻き分け、憧れのロゼッタ・ストーンに近づく。この時はまだ柵に囲まれただけですぐ目の前にそれはある。思ったよりも大きくて、字が細かく刻まれており感動だ。
 またギリシャ風の神殿の一部がそのままあるのに驚き、アッシリアの大きなレリーフが目の前にあるのに興奮する。
 ミイラは日本でも見ることができるので、むしろそれ以外のものを目の当たりにできたことが嬉しかった。
<本日の食事>
朝: ホテルでパン・ヨーグルト・牛乳・オレンジジュース・コーヒー
昼: 五目おにぎりセット
夜: バーガーキング