◆紀元杉
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| ヤクザル発見 |
いよいよ屋久島最終日。昨日と同じガイドさんの案内でヤクスギランドに寄り、安房港から鹿児島へ向かう予定だ。
この宿には同時期にひとり旅の女性が何人か滞在し、夕食の席で話がはずむ。その中でひとりのお嬢さんが明日の予定は決まっていないとのことで、私と同行することになったのだ。
まずはガイドさんの案内で安房川に架かる橋へ(名前忘れた…)。
宮之浦川は町中を流れているのに対してこちらは森の中を流れている。シーカヤックをやるならこちらの方がいいな、と次に来たときのプランを練るのであった。
そして森を眺めていたお嬢さんがぽそりと言ったのが「ブロッコリーみたい…」。なるほどー、言われてみれば針葉樹林の森はブロッコリーに見える。ヤクスギばかりが有名だが、実は針葉樹林の方が多いのだそうだ。
駐車場らしき場所でヤクザルに遭遇。もちろん遠目からみるだけなのだが、あちらも人間に気づいてちらちらと見ていた。
また岩肌には幾種類もの苔があり、なでるとふかふかしていた。 紀元杉の側にも湧き水がある。ガイドさんは豪快に顔を洗い私たちにも勧めたが、顔を洗うのは遠慮して味だけ堪能した。
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| 散策路が気持ちいい |
紀元杉のまわりには遊歩道があり、ぐるっと見てまわれる。保護の為にも直接触れるのは禁止とのこと。
*ヤクスギランド
ヤクスギランドには本格登山に向けたコースから散策路までいくつかある。
ここはガイドさんの案内は遠慮して、お嬢さんとお互い別の道を散策することにした。
木や石で整備された散策路は歩きやすく、白谷雲水峡に比べるとスギたちもおとなしい。光も存分に差し込んできて、森の激しさは少なくなるがとても気持ちのいい場所だった。
*さよなら、屋久島
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| さぁいよいよお別れです |
安房港でガイドさんとお嬢さんと別れ、ひとり高速船を待つ。
団体さんが控えているのか、窓際の席はとれなかったが、遠ざかる屋久島はガスがかかり、海の上にぽっかりと山が浮かんでいるように見える。
代わりに近づいてきた種子島はどこまでもまったいらで、この対極がなんとも不思議だ。
種子島で再び客を乗せると高速船は一路鹿児島港を目指していった。
鹿児島港から空港行きのリムジンバス乗り場までは少し距離がある。荷物も重いし炎天下だし、とタクシーに乗り込むと、鹿児島なまりの運転手さんは陽気に屋久島について語ってくれた。
実はこのプラン、鹿児島-屋久島間は飛行機を船にすると割引になるのだが、タクシー代とリムジンバス代を考えるとあまり差異はないかもしれない。
それでもこういった人との出会いがあるからまたおもしろいのだろう。
羽田に近づく飛行機の中、お台場のライトアップに心奪われながらもまた屋久島の濃厚な空気に触れることを夢見るのであった。
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| 持ってかえるのが重かった… |
2007.1.6完結 |
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